オスグッドの痛みで部活がつらい?成長期の膝トラブル対策と整骨ケア
スポーツに打ち込む成長期の子どもたちが、膝の痛みに悩むことは少なくありません。特に「オスグッド病」は、小中高生の運動部に多く見られる代表的な症状です。成長期特有の骨の変化や、激しい運動による膝への負担が原因で発症しやすく、放置しておくと長引くケースも。今回は、この「オスグッド」について、原因から日常生活で気をつけるべきこと、整骨院でのサポート方法まで詳しくご紹介します。
オスグッドとは?
成長期の膝に多く見られる「オスグッド・シュラッター病(以下オスグッド)」とは、太ももの前側にある大腿四頭筋の牽引によって、膝下の骨(脛骨粗面)に痛みや腫れが出る状態です。急激に身長が伸びる時期に多く見られ、骨の成長スピードと筋肉の柔軟性のバランスが取れず、運動時のジャンプ・ダッシュ・着地などで引っ張られた膝の部分に炎症が起こるのが主な原因です。
こんなお悩みはありませんか?
✔ ジャンプやダッシュができなくなった
✔ 膝下の骨が出っ張って腫れている
✔ 正座やしゃがみこみができない
✔ 痛みがあるのに無理して試合に出ている
✔ 片足だけでなく両足に違和感がある
✔ 成長痛だと思っていたが長引いている
原因
原因1:成長期の骨と筋肉のアンバランス
成長期の子どもは、骨の成長が先行し、筋肉や腱がそれに追いつかないことがあります。その結果、太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)が硬くなり、膝下の骨を強く引っ張ってしまい、炎症や痛みを引き起こすのです。特に運動量の多い子どもほど、この負荷は蓄積されやすくなります。
原因2:運動による膝への繰り返しの負荷
バレーボール、バスケットボール、サッカーなど、ジャンプやダッシュが多い競技を行っている子どもは、常に膝に強い負荷をかけています。柔軟性不足やクールダウン不足があると、筋肉の緊張が抜けず、膝下への牽引が続きやすく、オスグッド発症のリスクが高まります。
起こりやすい問題
- ✅ 痛みで運動のパフォーマンスが落ちる
- ✅ 膝下が腫れて歩行も困難になる
- ✅ 体のバランスが崩れ、腰痛や足首の痛みにつながる
- ✅ 痛みをかばう動作がクセになり、回復が長引く
補足:オスグッドは放っておくと慢性化したり、成長後も骨の突出や違和感が残ることがあります。
改善方法(勝山整骨院での施術)
施術1:メディセル筋膜療法
筋膜の癒着や緊張をやさしく吸引して解放する施術です。筋肉と骨のつながりをゆるめ、膝下への牽引負荷を軽減させることで、痛みの緩和や血流改善が期待できます。
施術2:ハイボルテージ療法
高電圧の電気刺激を用いて、深部の筋肉や神経に直接アプローチします。急性の炎症や痛みに対して、非侵襲的かつ効果的なケアを提供します。オスグッドによる炎症部分の鎮痛や回復促進が期待できます。
施術3:オステオトロン(LIPUS)
低出力パルス超音波(ライプス)を用いた非侵襲的な治療機器で、骨や組織の修復をサポートします。骨の突出や炎症が強い場合に、修復を促し、自然治癒力を引き出す補助的な治療法として導入されています。
施術4:キネシオテーピング
膝や太もも周囲の筋肉に柔軟に追従する特殊なテープを貼ることで、動きを制限せずに筋肉・関節をサポート。痛みの緩和や筋肉の動きを補助し、運動を続けながらの回復を支える施術です。必要に応じて自宅での貼り方も指導いたします。
こんな症状の方におすすめです。
- ✅ スポーツ後に膝下がズキズキする
- ✅ 骨が出っ張っているように見える
- ✅ 痛みのせいで部活や体育を休みがち
- ✅ 早く運動に復帰したい
- ✅ 自然な形で回復を促したい
1つでも当てはまることがありましたら、ぜひお早めにご相談ください。
一人ひとりの状態に合わせた施術プランをご提案します。
自宅でできるセルフケア
オスグッドは、正しいケアを行うことで悪化を防ぐことが可能です。まずは痛みのある膝を無理に使わず、以下のようなセルフケアを試してみましょう。
うつ伏せで足首を持ち、膝をゆっくり曲げて太もも前面を伸ばします。
✅ アイシング(運動後に膝下を冷やす)
氷や保冷剤で10~15分程度冷却します。
✅ 軽いマッサージやフォームローラーで太ももをほぐす
圧をかけすぎず、やさしくほぐしましょう。
※まずは、無理せず不安などがある場合は、お気軽にご相談ください!
まとめ|痛みを我慢せず、早期の対策で未来を守ろう
オスグッドは成長期に多く見られる症状ですが、正しいケアとアプローチを行えば、運動を休まずに対応できるケースもあります。勝山整骨院では、子どもたちの未来を考えたやさしいケアと、専門的な技術でサポートいたします。気になる膝の痛み、ぜひお気軽にご相談ください。
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