成長期アスリートに多い疲労骨折とは?種類・特徴と整骨院でのケア
中学生・高校生など成長期の学生アスリートは、競技中の身体の酷使により「疲労骨折」を起こしやすい傾向があります。繰り返される動作の積み重ねで、気づかないうちに骨に小さな亀裂が入り、やがて痛みやパフォーマンス低下を引き起こすことも。本記事では、代表的な疲労骨折の種類や特徴、好発年齢と競技性を踏まえた分類、さらに勝山整骨院で提供するLIPUS(ライプス)による骨癒合支援や、メディセルを用いたリハビリケアについて詳しくご紹介します。
疲労骨折とは?
疲労骨折とは、一度の大きな衝撃ではなく、反復的なストレスによって骨に微細な亀裂が生じる状態を指します。特に成長期の学生アスリートは骨の成長と筋力のバランスが不安定であるため、骨にかかる負担が筋肉よりも大きくなりやすく、結果として疲労骨折を起こしやすくなります。
こんなお悩みはありませんか?
✔ ケガの自覚がないのに痛みが続く
✔ レントゲンに映らないが違和感がある
✔ 圧痛(押すと痛む)がある
✔ 練習量が多く疲労が抜けない
主な疲労骨折の種類と競技別特徴
1. 脛骨疲労骨折【中長距離陸上・バスケ・サッカー】
下腿内側に圧痛があり、ランニングの衝撃が蓄積されることで発症。成長期の陸上長距離ランナーに多く見られます。
2. 中足骨疲労骨折【サッカー・バレー・バスケ】
足の甲の骨。スパイクや軽量シューズによる負担、方向転換やジャンプが原因に。痛みは徐々に現れ、進行すると腫脹も伴います。
3. 腰椎分離症【野球・体操・サッカー】
腰の椎弓部分の疲労骨折。回旋動作や後屈(そらす動き)の反復で発症し、初期はX線で判別できず、MRIが必要なこともあります。
4. 大腿骨頸部疲労骨折【長距離陸上・サッカー】
股関節の付け根に発生。歩行困難や足を引きずるような症状が出ることがあり、放置は危険。進行すると手術の対象になることも。
5. 肋骨疲労骨折【投擲・体操・バレエ・野球】
くしゃみや深呼吸で痛むことが多く、投球や体幹回旋の動作の反復が原因。特に野球のピッチャー、ゴルフ、競技バレエ、器械体操に多発。
起こりやすい問題
✔ 痛みが出たり引いたりして判断が難しい
✔ 医療機関の受診が遅れ、症状が進行
✔ 無理な競技復帰で再発・慢性化の恐れ
疲労骨折は早期発見が何よりも大切です。初期段階ではレントゲンで異常が見つからないことも多いため、違和感が続く場合はMRIが有効です。当院では、症状に応じて整形外科をご紹介し、必要な精密検査を速やかに受けられるようにご案内しています。
勝山整骨院での施術|LIPUS(ライプス)による骨癒合支援
ライプスとは?
LIPUS(Low Intensity Pulsed Ultrasound)とは、低出力の超音波刺激を骨折部位に与えることで、骨細胞の活性化を促進し、癒合をサポートする非侵襲的な治療法です。毎秒何百万回という振動が骨に微細な刺激を加え、骨芽細胞を活性化させます。
勝山整骨院における活用ポイント
- 骨癒合期間を平均30〜40%短縮する可能性
- 通学・部活のスケジュールを考慮した施術設計
- 電気刺激や痛みなし、10〜20分程度で完了
- 初期段階〜骨癒合遅延のケースに効果的
骨癒合後のリハビリ|メディセル筋膜リリースで再発防止
競技復帰前に必要なリハビリアプローチ
骨が癒合しても、関節や筋肉の硬さ、動作の癖が残っていると再発のリスクが高まります。勝山整骨院では、メディセル筋膜リリース機器を用いて、骨折部位周囲の筋膜・筋肉・リンパの癒着や緊張を緩和し、可動域改善と再発予防を目的としたトータルサポートを行っています。
- 筋緊張の緩和と柔軟性向上
- リンパ循環・血流の促進
- 関節の動きを滑らかに整える
こんな方におすすめです
- 骨折は治ったが動きに違和感が残る
- 練習再開したがパフォーマンスが戻らない
- 筋肉が固まりやすく、ストレッチが痛い
- 競技復帰後の不安が強い
- 同じ部位を何度も痛めてしまう
1つでも当てはまることがありましたら、ぜひお早めにご相談ください。
競技レベルや体の状態に応じた、専門的なリハビリプログラムをご提案いたします。
当院のメニューは コチラ
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